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正常化バイアスと早めの避難【防災ボランティアのつぶやき】

地震

避難はいつすれば良いのか・・台風などの風水害の場合、多くの場合、事前に一定の情報を取得する事は可能で、早めの避難が可能なケースが多いです。
では、なぜ避難が遅れるのか。

群れで生活してきた人類

人類は群れで生活してきました。
勝手に一人でどこかに行ってしまうと肉食獣に食べられたりするので、一人で勝手に行動するのを躊躇するように出来ています。
これが「正常化バイアス」です。
正常化バイアスのおかげで、集団生活によって秩序が保たれる面もありますが、一方正常化バイアスによって避難が遅れるという事も当然起こりえます。

 危険を感じたら、まず逃げましょう。
大丈夫だと思っても、とりあえず、訓練のつもりで逃げましょう。

訓練だと思って逃げる

結果的になんともなかったとしても、「逃げる訓練をした」と思って頂ければと思います。
やってみればわかりますが、逃げるとなれば持ち物だけでも「非常持ち出し袋の中を点検して・・」等々やる事がいっぱいある事に気づくと思いますし、車で移動するなら「最近、GSが減ったな・・ここも危ないかも」など、普段と違った目で自分がいる地域を見ることが出来るかもしれません。

こうした経験は、被災時に役に立つと思います。

適切な場所に逃げる

津波が迫っているのに、低いところに逃げる人はいませんよね。
でも、慌てて非難すると「とりあえず避難所へ」という事になりがち。
時間に余裕があれば「ここで大丈夫か?」と検討することが出来ます。
指定された避難所が全ての災害に最適とは限りません。

避難所に避難する場合は、想定されている災害に対応した避難所に避難しましょう。

明るいうちに避難を

避難は明るいうちにしましょう。
暗くなって、状況が悪くなってからの避難は周囲の状況が分からず危険です。
明るいうちに避難指示が出ていなくても、日没後に避難する可能性があるなら、明るいうちの避難した方が無難です。
大規模停電の経験があると分かりますが、夜と言っても被災地では通常よりも遥かに暗くなります。
停電で街灯が点いていなかったりすると、走り慣れた道でも状況をつかみそこなったり、信号が停電している場合は事故の可能性も増えます。

 

いつもの街が災害で一変している可能性もあります。
明るいうちの避難を心がけましょう。

 

早めの避難が人を救う

早めに避難をすると、要救助者になる確率は格段に減ります。
事前に分かっていて、要救助者になってしまう人も結構いますが、一人でも早めに非難すると、救助対象が減り、限られたリソースが他に振り分けられます。
つまり、貴方の早めの避難が他の人を救う事になる可能性があるのです。

普段から訓練を

普段やっていない事は、非常時に出来ません。
これを原則として普段から出来る事をやっておきましょう。
訓練を行う際、「こんなことを考えてみたら」という感じで纏めてみました。
他のページで書いている事がほとんどですが、ご参考になると嬉しいです。

自分が避難すべき避難所がどこなのか分かっていますか?
自分たちが避難すべき所が分かっていないと、家族を探すのも一苦労です。
なお、災害の種類によって使えない避難所も出てきますので、地震と豪雨で使える避難所が違う地域があったりする事を念頭におきましょう。
自分が行く避難所はペット受け入れ可ですか
ペットを飼っている人にはとても重要な事です。
避難所に行っても中に入れず、ペットと車中泊を余儀なくされることもあります。
非常用持ち出し袋の場所を確認してありますか?
非常用持ち出し袋はすぐに持ち出せる場所に置きましょう。
1つだけだと持ち出せない可能性もありますので、余裕があれば「1階と2階に1つづつ、常備薬も含めておいておく」くらいの感じで良いと思います。
1つだけなら玄関先に置いておくのが便利かと(防犯対策は別途検討しましょう)。
自分がどれだけのものを持ち出せるのか試したことがありますか?
非常時、自分がどれだけのものを持ち出せるのか確認しましょう。
持てないものを無理やり持つのは限界があります。
「持ち出し袋」よりも、両手が空くリュックなどの方がおすすめです。避難の際、持って行くものをキチンと言えますか?被災時、慌ててモノを詰め込む事もあるでしょう。その時、必要なものを確認しておきましょう。
暗いときに避難できますか?
新月の際などは、地域が停電になると全く物が見えず、その状態で非難するのは不可能に近いかと。
その場合は懐中電灯などの準備が必要ですが、夜中の場合、その懐中電灯を探すことができない。
懐中電灯に夜光塗料を塗っておくなどの工夫も良いですが、揺れたら光るコンセントに差すタイプの電灯がおすすめ。
この電灯が光ってくれたら、自分の足元に何かあっても分かります。
家族とはぐれた際、どうするか決めていますか?
家族とはぐれた場合、普通なら携帯電話で連絡を取ると思いますが、被災時には電話は輻輳して連絡がつかないことを前提に考えましょう。
ネットも被災の状況によっては不通になります。
火災保険、自動車保険等、加入している保険は天災に対応していますか?
住宅ローンが残っているのに被災…
原則はローンの支払い義務が残ります。
こうした事を想定した自然災害時債務免除特約があるので、検討してみるのも良いでしょう。
参照:外部リンク新生銀行「住宅ローン返済中に自然災害に遭遇!返済はどうなる?」
自分が住んでいる場所や職場などのハザードマップは確認していますか?
ハザードマップで被害が想定されている場合、その被害対策を重点的に練りましょう。
また、ハザードマップで想定されている被害以上の被害もあり得ますので、様々なケースを想定してみましょう。
職場や車の中などに、歩きやすい靴は置いてありますか?
歩けないと何もできません。3.11の時、ヒールで歩いている女性は結構苦労していました。
工具類がどこにあるのか分かりますか?
自宅や職場などで、どこに工具があるのか知っておきましょう。
車に積んでいるジャッキが人を救うかもしれません。
消火器の有効期限は大丈夫ですか?
消火器に限らず、被災時に利用するものの有効期限は確認しておきましょう。
食料の場合は保存状態が悪いと味が悪くなったり、最悪の場合食べることができなくなったりするので、夏場の保存には適した場所を選びましょう。
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